「せっかくカッコいいブーツ買ったのに、アンタと一緒だから履く機会がないわ」と母ちゃんがぼやいておる。こんばんは、昴です。
柴との外出はスニーカーが基本。常に脱走する柴を追いかける態勢を整えておかねばならぬ。
さて、先月10日にようやく我が家に新車がやってきた。
走り、広さ、快適さ、どれをとっても前の車より優れているので(12年前の車なのだから当たり前)、父ちゃんも母ちゃんも大変この車を気に入っておる。
俺ちゃんもまた新しい車用のキャリー(車のオプション)を買ってもらい、その広さと快適さにご満悦だ。
ただし、ナビを純正ではなくオート@ックスで買ってつけたらなんと、CDその他の音割れが酷いという思わぬ問題にぶち当たり、現在も解決されぬままになっている。
早く解決策を見つけてくれよオート@ックス。でないと『あそこの店は仕事遅い』と近所で言いふらしちゃうぞ。
音楽をだましだましかけつつ、この車を駆って土曜日にちょっと出かけてきた。
行き先は箱根。メンバーは
丹、
コタロー、
花梨。そして俺ちゃん。
名づけて『フジタスクール生柴の集い』である。
読んで字のごとく、このメンバーは全員ドックトレーナー・ミスターフジタの教え子である。現在はコタだけが現役で頑張っておるな。この話は前回お話したとおりだ。
すでにコタと花梨のブログで書かれているが、俺ちゃんも語ってみよう。
朝、横浜のコタ宅へ行き、コタと飼い主・ちゃん吉さんを拾って、花梨・丹組との待ち合わせ場所である東名・海老名SAへ。
そこで柴4匹が集い、俺ちゃんも大ハッスルしておったのだが、気づけば俺ちゃんたちの周囲がすごいことになっていた。
『柴だ〜』『たくさんいる〜』『かわい〜』などという声と共に、何故かものすごい人だかりが!
以前コタ・花梨と共に某ペットショップの前にたむろっていたときもそうだったが、何故か柴が集団でおると人が集まってくるな。
若い兄ちゃん姉ちゃんやチビッコもいるのだが、ほとんどがおっさんとおばちゃんだ。柴は本当におっさんとおばちゃん人気がすごい。しかもおっさんとおばちゃんは気軽に声をかけてくる。まあよいことだが。
そして一路、目的地の
箱根ピクニックガーデンへ。


広い! 俺ちゃんこんなに広い場所を見たのは『
マザー牧場』以来である!
これはまさに俺ちゃんたちに『走れ!』と言っているようなものだ。
俺ちゃんたちはみんなロングリードに繋がれ(我が家はロングリードを忘れたので、コタや花梨のリードに繋いでもらった)、思い思いに走り出す。





そして当然リードは絡まり放題だ。

ん? ちっこい奴らが集団で近づいてきたぞ。

ちっこい奴らと挨拶し、その後飼い主たちの昼飯を経て再び広場へ。
ちーせえドッグランを占拠しつつ、また思い思いに遊ぶ。
転がってる奴がいたり

プロレスしてみたり

いい子にしてみせたり

だがその後、俺ちゃんを思わぬショッキングな出来事が襲ったのだ。
遊びながらふと顔を上げると、な、なんと! なんと母ちゃんが一人静かに広場から去っていくではないか! 俺ちゃんを置いて!!
『か、母ちゃん!』
慌ててその後を追いかけようとしたが、何故かリードを踏まれて止められる。その間にも母ちゃんはどんどん遠ざかり、しまいには見えなくなってしまった。
母ちゃん・・・母ちゃんに置いていかれた・・・
ショックのあまり硬直する俺ちゃん。あまりの悲しみにこの辺俺ちゃんの記憶が定かでないので、この様子を見ていた他の方の証言を元に、この場の様子を察していただきたい。
証言その1。花梨の飼い主・おやぶんさん『いやこれは単にサキさんトイレに行っただけなんだけどね。もう昴のショックはすごかったよ。
ずーっとサキさんの消えた方を見つめて、尻尾たらして、ひたすらキュンキュン泣き続けてるんだもん。
周りでみんなが遊んでても全然反応しないし、おやつをあげようとしてもまったく食べないし。さっきまでおやつをねだってみんなに飛びついてたのにさ。
あんまりにも悲しそうに泣くもんだから、私がずっと抱っこしてたんだけど、その後母ちゃんが帰ってきたときの笑顔はそりゃもう輝いてたよね』
証言その2。花梨『ん? 昴のことなんかよく覚えてないけど〜。
あの時ね、私が遊ぶのに疲れて地面に伏せしてた時、遠くから誰かが近づいてくるのが見えたの。
誰よ!? どこの不審者!? そう思って私鋭く吠えてやったの。だってみんな危機感なくてぼ〜っとしてるんだもの!
そしたらそいつから『か〜〜り〜〜ん〜〜〜』っていう、すっごく聞き覚えのある声が聞こえてきて、その瞬間警戒感に満ちていた私の尻尾がフリフリ振られたわ。
あれは昴んちの母ちゃんじゃない! やっばい、私不審者だなんて言っちゃったわ。しょうがないじゃない、私たち犬はあんまり目がよくないのよ。
私の近くにやってきた昴の母ちゃんに、私は思いっきり抱きついたわ。その時横から昴がしゃしゃり出てきて私の邪魔をしようとするから、力いっぱい突き飛ばしておいたわよ。
違うの違うの。さっきのはちょっとした可愛い間違いなのよ。だって私、こんなに昴の母ちゃんが好きなんだもの、本気で吠えるわけがないわ! ね?
そう言ったらわかってくれたらしくて、昴の母ちゃんは私を抱き返して優しく撫でてくれたわ! ああよかった。
え、昴? だから知らないわよそんなの』
まあ、俺ちゃん的には母ちゃんが帰ってきたので、すべておーるおっけーだ。
その後もしばらく遊び、帰りの途へ。
帰りの海老名でもまたたくさんの人の大注目を浴びつつ、ショートトリップは終了。
いや〜、俺ちゃん大満足。ショックなこともあったが楽しい旅であった。
また遊んでくれ。フジタスクール生諸君。
↓こたつの中が心地よい季節になった。飼い主も飼い犬もこたつ愛好家の我が家にドスッと応援を!